たくさんある練習場の打席!どうやって選べばいい?

練習場 打席 選び方

ゴルフの練習場に行くと、どの打席を選べばいいのか迷いませんか?

土日祝日などは混雑していて、自分で打席を選ぶのは難しいかもしれませんが、平日や朝一番で行くと、自分で好きな打席を選んで練習することも可能です。

好みの打席を選んでも良いのですが、その日の練習目的が明確であれば、その目的にあった打席を選ぶと、より効果的な練習ができます。具体的に目的ごとに打席の選び方を紹介しましょう。

目次

打席の右側?左側?それとも中央?

練習場には打席が多かったり、奥のネットまで距離が短い練習場もあります。そのような中でどの打席が適切なのでしょうか。

飛距離が気になるゴルファー

ドライバーやフェアウェイウッドでネット当たってしまうことが気になる人は、打席は左右の隅を選ぶと良いでしょう。なぜなら、対角線を選んで打つと、より長い距離を打てるからです。

例えば、奥行き150ヤードで30打席程度ある長方形の練習場なら、右隅の打席を選んで左方向の隅を目標にすると、その距離は約180ヤードになります。但し、斜めに打っていると、他の打席の人が迷惑と感じることもあるので、注意が必要です。

奥行きが200ヤード以上あるような練習場なら打席はどこでも構わないでしょう。

スライスやフックが強いゴルファー

フェード系やスライスがひどい人は左隅の打席を選んで、まっすぐに打てば、右に曲がっていくので、打てる範囲が広がります。逆にフックの人は右打席を選んでください。

一方、スライスやフックを修正したいと考えている人は、それぞれ逆の打席を選ぶと良いでしょう。

スライスが強い人は右隅の打席からまっすぐに打つと、右側のネットに当たってしまいます。ネットに当たらないように打つ、ということを意識して練習をすることで、スライスの程度が改善されます。

同じように、フックになりやすい人は、左隅の打席になります。

アイアンやアプローチの方向性や距離を正確にしたいと考えているゴルファー

ほとんどの練習場には距離の看板が取り付けられたり、グリーンに見えるように色が付けられています。方向性や100~150ヤード程度の距離感を正確にしたい人は、それらの目印が正面に来るように打席を選んでください。

そうすると打席のマットなどの方向が真っすぐ目標に向くことになります。その結果、目標方向に正しいアドレスをしやすくなります。また距離表示の看板までの距離も正確になります。

1階打席?それとも2階打席

1階を選ぶのか、2階にするのか悩む人もいます。その使い分けについて解説します。

2階打席の方が空いているし、ボール単価も魅力。

多くの練習場は1階打席から埋まっていくので、2階打席の方が好きな場所を選べる可能性が高くなります。また、2階打席の方を安く設定している練習場が多いのでお得です。

2階打席は落下地点がよく見える

1階打席からだとボールの落下地点が分かりづらい場合が多くあります。例えば、グリーンを高めに設定している場合、そこを越えたボールは落下地点がわかりません。2階打席はどこに落ちたかわかるので、ショットの感覚がわかりやすくなります。また、落ちてからのランの距離も見えやすくなります。

一方、2階打席は打ち下ろしになるので、距離感が違ってくると考える人もいますが、2階打席の高さは4~5メートル程度です。すると100ヤードの距離を打っても、2~3ヤード程度の違いしかありませんし、150ヤードでも4~5ヤードです。誤差の範囲内と考えても、良いのではないでしょうか。

アプローチ練習は1階打席を選ぼう

2階からアプローチ練習をすると、ボールの距離感がわかりませんし、2階のひさしの部分でボールの行方が見えなくなる場合もあります。アプローチの練習を多めにしたいのなら、1階打席を選ぶべきです。

メンタル強化のために、入口付近の打席を選ぶのもあり

ラウンドで朝イチのショットは、同組の人だけでなく次の組の人が見ていることもあり、とても緊張する、という人は多くいます。

このように緊張してしまう人は、練習場で敢えて入口付近の打席を選ぶのも良い方法です。

入り口付近は、いろいろな人が通過するので、多くの人に自分のショットを見られてしまいます。そのような環境下で練習をしていると、徐々に他人の目が気にならなくなってきます。

1階の中央付近はマットがすり減っている可能性が高い

練習場で人気のある打席は1階の中央付近です。練習場では定期的にマットを交換していますが、多くの人が練習をするので、どうしても痛みが早くなってしまいます。

すり減ったマットの上では感覚が狂ったり、スイングを崩してしまう場合もあります。もし、マットがすり減っている時は、他の打席に変えてもらうのも方法です。

まとめ

紹介してきたように、練習目的を明確にすると練習場の打席の選びやすくなります。いつも同じ打席で練習するのも良いですが、打席を変えて練習すると、雰囲気も変わるので、新鮮な気分で練習ができるかもしれません。

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