ゴルフスコアの100切りを実現するにはメンタルマネージメントが大事

ゴルフ 100切り

何年もゴルフをしているのにスコアが100をなかなか切れない…という人は多いのではないでしょうか。
それは練習場でナイスショットが出ていても、コースに出るとどこかで大たたきをしてしまうからです。このような人は大叩きさえしなければ100切りは簡単にできるはずです。

目次

ボギー・オンを目標にしよう

パー4のホールを2打でグリーン・オンすることをパー・オン、3打の場合はボギー・オン、4打はダブルボギー・オンと言います。

トッププロでもパー・オン率は70%程度ですので、一般アマチュアは10%程度といっても過言ではありません。

従って、一般アマチュアはボギー・オンを目標にするべきです。

ボギー・オン、2パットですべてのホールを回れば、スコアは90になります。そして、この目標から9打多く叩いても、100切りは達成できるのです。

技術に乏しいアマチュアゴルファーは無理をしたショットを打つと大たたきしやすい。

無理にグリーンに乗せようとしない

グリーンまで距離が残っている場合、無理にグリーン・オンを狙わないことが大切です。

グリーンの周りにはいろいろな落とし穴があります。

例えば、グリーン周りのバンカー、深いラフ、極端な打ち上げになってしまう場所、奥のOBゾーンなど様々です。

このような危険な場所に打ち込んでしまうと、大たたきの可能性が高くなってしまいます。

無理に飛距離を出してグリーン・オンを狙うより、最も安全な場所に運ぶ、という勇気が必要です。もちろん、周りに危険な場所がない、と判断したときはチャレンジしても良いかもしれません。

置かれた目の前の状況と、目指す地点の状態を見て冷静に判断しましょう。

自分の飛距離を過信しない

9番アイアンでナイスショットをしたときの飛距離をキャリーで120ヤードだとしましょう。するとランを含めて、130ヤードの飛距離になります。すると自分の飛距離は9番アイアンで130ヤードと考えてしまいます。

グリーンが120ヤードのバンカー越えで、自分の飛距離は130ヤードと考えると9番アイアンを使いたくなります。しかし、キャリーは120ヤードなのでバンカーに入る確率が高くなります。

さらに、コースは平たんではないので、ナイスショットが出る確率はかなり低くなります。すると、バンカーに入ってしまう可能性は更に高まります。ミスショットの可能性も考えて、一番手大きなクラブを選択することも大切です。

ミスショットの傾向を知っておく

練習場では自分のスイングの改善を目標にしたり、ナイスショットがでるように工夫をしています。

一方、自分のミスの傾向が分かっていても、それをラウンドで活かすゴルファーは多くありません。

例えば、ミスが出るのは右方向にスライスすることが多い、といった傾向を知っておきましょう。すると、コースで右にOBがある場合は大きめに左方向を目標に設定すればいいのです。

ラウンドでは、自分の傾向を忘れてしまって、まっすぐにグリーン方向を狙ってしまいます。そして、ミスが出たときにOBなどで大たたきの原因になってしまいます。

また、フェアウェイウッドなどでチョロやトップのミスが多い人は、上りや下りなどの斜面ではフェアウェイウッドを使わないで、より安全なアイアンを使った方が、大たたきの可能性は低くなります。

ミスショットの傾向を覚えておいて、それをラウンドで活かすことが100切りの近道になります。

グリーンはいつもセンターを狙う

ピンの位置はグリーンの中央とは限りません。

左右どちらかに寄っている場合もありますし、手前や奥などに配置されていることもあります。グリーンの大きさはゴルフ場によってバラバラですが、おおよそ横幅30~35ヤード、奥行き35~40ヤードと言われています。(もっと大きなグリーンもざらにありますが)

そして、カップはグリーンエッジから少なくとも4~5ヤードは離れて切られています。

グリーンのセンターにボールが止まれば、10~15ヤード程度のパッティングになります。この距離であれば3パットのリスクはありますが、大きなトラブルは避けられます。

10~20ヤードの近いアプローチでない限り、グリーンのセンターを狙うのが最も安全な方法といえます。

グリーン上では

パッティングで一番怖いのは3パット、4パットになってしまうことです。

特に距離の長いパッティングでは距離感が大切になります。
この距離の合わせ方は「ロングパットが苦手な人、必見!距離感をつかむ方法を紹介」という記事で紹介していますので、是非、ご一読ください。

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「入れごろ、はずしごろ」と言われる1m~2mのショートパットはとても緊張します。

プロでもロングパットに比べて時間を使ってパッティングをしています。

ショートパットでよくあるミスは「入れたい」という気持ちから、ボールヒットするタイミングの前にカップの方を見てしまうことです。こうすると頭が動くので、フェース面がズレやすくなります。

極端な言い方になりますが、カップインは音で確認するという気持ちでショートパットすると効果があります。
つまり、ボールがあった位置を見続けて、ボールの行方を追わない、ということです。

カップインしたかどうかをカップインの音で判断するつもりだと、頭は固定されてミスが減ります。

「頭を動かさない」と考える方法もありますが、動きが固くなる可能性もあるので、注意が必要です。

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まとめ

ゴルフの100切りは技術というより、メンタルや考え方で達成できる可能性が高いのです。

もちろん、ショットが安定していないビギナーはスイングなどの技術を安定させる方が優先事項ですが、100切りを狙っているゴルファーは、紹介したようなコースマネージメントをするだけで、確実にスコアアップを期待できます。

試してみて100切りを達成してください。

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