「長年、ゴルフを続けているし、それなりに練習もしているつもり!それでも、なかなか上達しない」と悩んでいる人は多いはずです。
例えば、100切りは多くのゴルファーにとって大きな目標の一つですが、ゴルフ経験20年以上の人でも、4割は平均スコアが100を切れていないというデータがあります。10年程度の経験者だと7割の人が100切りを達成できていません。(日本パブリックゴルフ協会調べ)
逆に言うと3割程度の人は10年以内に100切りを達成しています。この差はどうして起きるのでしょうか。もちろん練習量はその大きな要因ですが、練習の質によっても差がでるのです。このゴルフの練習の質について具体的に説明しましょう。
ゴルフは運動神経にあまり左右されないスポーツ
なかなか上達しないと思っている人は、自分は運動神経が悪いから、とあきらめている人も多くいます。ところが、ゴルフはそれほど運動神経に左右されないスポーツなのです。
例えば、パッテンングは運動神経が必要だとは思わないでしょう。また、基本的な体力や筋力、体幹などスイングに必要な要素はありますが、運動神経が悪いと思っていても、ドライバーで200ヤード以上を飛ばすことは可能です。
つまり、どんな人でも効果的なゴルフ練習をすれば、上達の可能性は高まるのです。
打ちっぱなしの練習場の練習方法
多くのゴルファーは打ちっぱなしの練習場に行くケースが多いはずです。もちろん、室内の練習場もありますが、ここでは打ちっぱなしの練習場での方法を紹介します。
短い距離のショットから練習を開始する
ゴルファーの中には最初からドライバーを打ち始める人がいます。
コースでは朝イチのショットはドライバーなので、ドライバーから練習を始める、ということなのですが、オススメできません。
ピッチングウェッジなどで、フルショットをしないショットで練習を開始しましょう。そのときに注意することは、ボールをクリーンヒットできるようにすることです。
練習の最初は体が慣れていないので、ダフり、トップ、フック、スライスが出やすくなります。
この状態でフルショットを続けていると、体がその動きを覚えてしまいます。
この状態でドライバーなどを打っても悪い状態が続いてしまうので、効果的な練習ができません。まずボールを捉える感覚を思い出しましょう。
量を打てば上達すると考えない
ボールを次から次へと打っていく人もいますが、1球ごとに考えながら打つようにしましょう。考える内容は2パターンあります。
フォームに注意しながら打つ
自分が改善したいポイントがある場合は、1球毎に改善できたかどうかのチェックをしましょう。
必要であれば、スマホなどで撮影して、改善点を修正できているかどうかを確認するのも良いでしょう。
実際のコースを想定して打つ
多くの人は練習場に目印を作って、その方向や距離に打つ練習をしているはずです。
しかし、目標地点を決めるだけでなく、目標地点の他に池やバンカーなどのハザードなどを想定してください。
実際に行ったコースで自分がミスをしたホールを想定するとより詳しく設定できます。
例えば、パー3で手前に池があると設定すると、コースでは池を確実に越えなければなりません。ミスショットをすると池に入ってしまい、1オンの可能性が3オンになり、2打は悪くなります。
練習場でもこの緊張感を持ちながら練習すると、上達への効果は間違いなく上がります。
次に、1球ごとに目標の方向を変えます。同じ方向ばかり打っていると、何となくボールを打ってしまいます。1球ごとに目標方向が変われば、アドレスにも注意を払うので、更に効果的な練習になります。
ドライバーも同じで、奥のポールを目標にして、それより左に行くとOB、と想定して練習するようにしてください。これも1球毎にOBの想定を左右に変更すると効果的です。
アプローチ練習を増やそう
パーオンする確率はプロで7割程度です。一方、アベレージゴルファーの場合は2割程度です。
つまり18ホールの内、14~15ホールはアプローチショット、もしくはバンカーショットをしているのです。
このように考えるとアプローチがスコアアップには大切だということがわかるでしょう。
ところが練習場でアプローチの練習に重点を置いている人はそれほど多くありません。1球単価が高い場合、もったいないという気持ちから、どうしてもアプローチよりショットを打ちたくなります。このような場合、練習場に時間内打ち放題のシステムがあれば、より多くのボールを打てるので、こちらを選択するのも手です。
アプローチは距離感がとても大切なので、10ヤード、15ヤード、20ヤードと刻みながら、振り幅、力の加減を身体で覚える練習をしてください。
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練習場で練習をするときの注意点
練習場はコースと違う点がいくつかあります。その違いを知った上で練習をしなければなりません。
練習場はマットの上からボールを打っている
練習場は芝の上からではなく、マットの上から打ちます。
この場合、多少ダフっても、ソールが滑るので、ボールはナイスショットと同じように飛んでいきます。
この感覚が身についてしまうと、コースではミスショットばかりになってしまう可能性があります。
練習場では上手く打てるのに、コースに行くとミスショットばかり、という人は練習場で身に付いたダフって打つスイングを修正しなければなりません。
練習場でマットに「ドスッ」と音を立てて打ったり、「シュッ」とマットをするような音が出ている人は、ボールだけを当てる練習を意識しましょう。
練習場のボールはコースで使うボールと違う
練習場で使うボールはレンジボールと言われていて、コースで使うコースボールとは構造が違います。
そのためレンジボールはコースボールより飛距離が出ません。何となく飛んでいない気がして、力を入れて打つとスイングを崩してしまう可能性があるので、注意が必要です。
また、レンジボールは回転数が多くなります。そのため、練習場で理想の高さでドライバーを打てていても、コースではボールの高さが低くなり、途中で失速してしまうようなボールになる可能性もあります。
さらに、練習場ではスライスやフックがひどくても、コースに出るとそれほどではない、ということもあるので、違いを理解しておくことが大切です。
まとめ
練習場での練習方法を説明しましたが、大切なのは漫然とショットをするのではなく、実践を意識した練習をすることです。自分なりの実践を意識する方法を見つければ、早い上達が見えてきます。